かつてTBSの土曜夜8時の人気番組として放送されていた「8時ダョ!全員集合」の人気コーナーで、社会的ブームにもなったヒゲダンスで使用されていた「ヒゲのテーマ」。
この記事では、「ヒゲのテーマ」の原曲の曲名と使われるようになったきっかけについてまとめました。
参考にしてみてください。
ヒゲダンスとは?
ヒゲダンスとは、「8時ダョ!全員集合」の後半のコーナーで、煉瓦造りを模した壁のセットが上から降りてきて、「ヒゲダンスのテーマ」が流れ始めると、黒の燕尾服に付け髭の扮装で、腕をまっすぐに下ろし手首を外側に90度に向けたペンギンに似た姿勢で、加藤茶さんと志村けんさんの2人が舞台袖から登場し、様々な芸を繰り広げるというものです。
子どもたちを中心に大ブームになりました。
「ヒゲのテーマ」の原曲の曲名は?
ヒゲダンスのテーマの原曲は、テディ・ペンダーグラスの「DO ME(ドゥ・ミー)」という曲です。
「DO ME(ドゥ・ミー)」という曲は、アメリカのR&Bの歌手であるシオドア・”テディ”・ペンダーグラスことテディ・ペンダーグラスが、1979年に発売の3枚目のアルバム「Teddy」に収録されています。
実際の曲がこちらです。
▼「Teddy Pendergrass Do Me」
キーこそ違うものの、ベースはとても聞き馴じみがあったのではないでしょうか?
こちらが、「8時ダョ!全員集合」で使われていたヒゲのテーマです。
聴き比べてみると、とても似ているのが分かると思います。
▼「ヒゲのテーマ」
なお「DO ME」は、三菱自動車のトールワゴン型乗用車である「三菱・RVR」のCMソングとして使われたこともありました。
「DO ME」がヒゲのテーマとして使われるようになったきっかけは?
「DO ME」がヒゲのテーマとして使われるようになったきっかけは、元々洋楽好きであった志村けんさんの提案で、新しく考えたセリフ無しのスタンドアップショータイプのコントで、ベースラインのアレンジに変えて採用してみては?と、当時、コントの音楽担当をしていたたかしまあきひこさんに持ちかけたのが、ヒゲのテーマが出来た経緯だそうです。
志村けんさんが提案してできたんですね。
志村けんさんは、音楽センスにおいても抜群だったというのも納得です。
まとめ
この記事では、「ヒゲのテーマ」の原曲の曲名や使われるようになったきっかけについてまとめました。
参考にしてみてください。