合唱曲の中には戦争をテーマにした曲がたくさんあります。
この記事では、戦争をテーマにして作られた合唱曲をまとめてみました。
ニューコーラスフレンズなどに載っているメジャーなものから、趣味でコーラスをする方が歌うようなマニアックなものも含まれています。
最後まで読んでみてください。
信じる
「信じる」は、第71回(平成16年度)NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲として谷川俊太郎さんによって作詞され、松下耕さんにより作曲された曲です。
ニューコーラスフレンズにも載っている曲なので、歌ったことがある人も多いでしょう。
真ん中あたりで「地雷を踏んで足をなくした子供の写真」という歌詞が出て来ることからわかるように、戦争をテーマにした作られた合唱曲です。
この曲は、冒頭部分はゆっくりとした曲調ですが、途中でシリアスな曲調になり、最後には明るく終わるという、とても緩急がつけやすい曲なので、合唱コンクールで歌うのにもおすすめです。
平和の鐘(へいわのかね)
HEIWAの鐘(へいわのかね)は、シンガーソングライターの仲里幸広さんが作詞・作曲した楽曲です。
2000年5月15日リリースされ、2005年度には高等学校の音楽の教科書にも採用され、合唱コンクールなどで歌われるようになりました。
平和の鐘は、曲のタイトルからも分かるように、平和を願って作られた合唱曲です。
サビの歌詞に、「僕らの生まれたこの星に奇跡を起こしてみないか?」とあるように、平和を訴えかけている曲です。
とってもパワフルで迫力のある曲です。
ソプラノがサビで高音が続くのが大変ですが、合唱コンクールでも人気の曲です。
聞こえる
「聞こえる」も戦争をテーマにして作られた歌です。
こちらもニューコーラスフレンズに載っている曲なので、聴いたことがある方も多いでしょう。
歌詞には、世界中から聞こえてくる音を前にして、自分が何も出来ない事に対していらだちを覚え、葛藤する若者の姿が描かれています。
曲の背景には、天安門事件、ルーマニア革命、原油流出事故、ベルリンの壁崩壊、森林破壊などがあります。
鐘の音とともに声を上げる群衆、壁越しに聞こえる『歓喜の歌』、破壊された森を追われた人の笛の音など、混迷する世界の音を聞きつつも、それに対して何もできない無力感に苛まれる若者の心情が描写されています。
男性も2つのパートに分かれるので、とても厚みがあって聴き応えがある曲です。
花を探す少女
花を探す少女はベトナム戦争をテーマにした曲です。
「やさしかった時はやぶれ ここは戦場 修羅のちまた 泥にまみれた 少女ひとり さまよい歩く」
という歌詞があるように、平和だった世の中でいきなり戦争に巻き込まれてしまった少女に焦点が当てられています。
歌詞を読むとわかりますが、とても悲惨な戦争を歌にしています。
合唱部のコンクールなどで時々歌われます。
混声合唱組曲『IN TERRA PAX – 地に平和を』
混声合唱組曲『IN TERRA PAX – 地に平和を』(イン テラ パックス – ちにへいわを)は、荻久保和明さんが1990年に作曲した混声合唱組曲です。
タイトルのラテン語「IN TERRA PAX」の「PAX」は「平安、平和」、「IN TERRA」は「地上」を意味します。
この曲も日本語のサブタイトルを見ても分かるように、平和を願って作られた合唱曲です。
地球の自然豊かさなどを歌っています。
Hey和
Hey和はゆずの曲です。
JPOPですが、合唱曲としても有名です。
とっても前向きになれる曲です。
ぜひ聴いてみてください。
最後に
戦争をテーマにした合唱曲をまとめてみました。
参考にしてみてください。